<ポイント>
・雨天時の交通事故件数は晴天時の約5倍も発生
・雨天で多いのは、スリップ事故
・原因は、急加速や速度超過など様々
・雨天の夜は視界が悪く、歩行者や自転車の発見が遅れるので注意!
首都高速道路株式会社の調査によると雨天時の時間当たりの
交通事故件数は、晴天時と比較し約5倍も高くなっているといわれています。
さらに、雨天時の深夜になると約7倍も交通事故が発生してしまうそうです!
雨天時でもっとも多い事故は、スリップによる事故です。
・晴天時と同様の運転をしていると、速度が高いままになっている
・追い越し時の急加速によるスリップ
・マンホールでのスリップなど、
様々なシチュエーションで起こっています。
さらに、スリップによる事故では、雨の降りはじめの危険度が高いです。
いくつかの理由があります。
1.路面が滑りやすくなる。
ホコリや油分、泥などが浮いてくる&タイヤの温度が下がり滑りやすくなる。
30分~1時間もすると、雨によってホコリや泥が流され、同じ路面でも
滑りやすさが変わってくるといわれています。
2.傘を持っていない歩行者や自転車が雨を避けようとして、安全確認を怠り
飛び出してくる可能性が高まる。
急な雨が降った際に傘を持っていない場合、早足になりませんか?
なるべく早く帰りたいと思った際は、安全確認を怠ってしまい事故に遭って
しまう可能性もあります。自分は気を付けていても急に飛び出してきたら止まれるとは
限りません!
3.晴天時と同様の運転速度又は感覚で運転をしてしまい、環境の変化に対応する
時間がかかる。
運転できないくらいの大雨の場合ですと速度をおとして運転をするかと思いますが、
降りはじめの場合は、晴天時の感覚が運転をしていることがあると思います。
対応するまでに時間がかかり、スリップ事故を起こしてしまう可能性があります!
<雨天時の安全運転ポイント>
1.スピードを出しすぎない・超過しない。
雨の日のスピード超過は特に危険です!
スリップ事故の大半はスピード超過が原因です!!
2.はやめのブレーキを心がける。
雨天時は、ブレーキが利いてから車が停止するまでの距離が伸びます。
さらに、タイヤの溝が減っている場合は要注意!止まれないです!!
車間距離を十分にあけて余裕のある運転を心がけましょう!
3.高速道路や一般道でも追い越しや車線変更をする際は注意。
追い越しや車線変更をする際に、加速することが多く、
スリップ事故の原因になります。 4.昼でライトを点灯する。
雨天時は視界が悪くなるため昼間でも、周囲の車が見えにくくなります。
ライトを点灯することで、周りの車や歩行者などに、
自分の車の存在を分かりやすくして伝えていきましょう。
5.フロントガラスやサイドミラーのお手入れを忘れなく。
ガラスの油膜をとり、撥水コーティングをすることで視界が良くなります。
ワイパーゴムの劣化も視界不良の原因になります。
メンテナンスをしましょう!
これからの時期、雨が降りやすくなります。
未然に防げることをして安心して運転をしましょう!
もしも交通事故に遭ってしまった場合は、
リカバリー鍼灸接骨院にお任せください。
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